退職給付金申請代行マルナゲは詐欺?評判・口コミと運営会社の実態を全解説

退職給付金サポート「マルナゲ」の評判・料金・運営会社の調査結果。怪しいという声に対し、客観的な事実をもとに解説。

Instagram広告やSNSで「退職給付金で数百万円もらえる」と宣伝されているマルナゲ

着手金29,000円で給付金申請をサポートするサービスですが、「怪しい」「詐欺では?」という声も目立ちます。

運営元の合同会社Everは、国税庁の法人番号公表サイトで登記が確認できる事業者です。

ただし2022年設立の新しい会社で、実際の利用者による口コミや評判はほとんど見つかりません。

マルナゲの評判・料金・運営実態を、公開情報をもとに調査しました。

高額な手数料を支払う前に、まず事実を確認してください。

調査の結果、『退職給付金申請代行マルナゲ』は積極的にはおすすめできません。

理由は料金面にあります。

マルナゲの料金は、着手金29,000円(税込)+成果報酬15%(税抜)の2段階制です。

給付金を受給できた場合、受給額の15%を成果報酬として追加で支払います。

成果報酬15%は最終的な負担額が読めないのが最大の問題点です。

代わりに検討したいのが、以下の退職支援センターです。

一括払い30万円・分割35万円と、料金があらかじめ確定しています。

LINE登録後の無料受給診断を受ければ、早くて30日後には給付金の受給を開始できます。

契約しない限り1円もかかりません。LINE診断・個別相談はすべて無料です。

目次

マルナゲの評判・口コミ【実際の利用者レビューはほぼなし】

退職給付金サポート「マルナゲ」の公式サイトトップページ
引用:退職給付金サポート・退職代行マルナゲ

2026年1月時点で、マルナゲの実利用者による具体的なレビューはほぼ確認できません。

Google検索・X(旧Twitter)・Instagram・Yahoo!知恵袋・主要比較サイトを横断調査した結果です。

調査概要

調査日:2026年1月
調査対象:Google検索・X(旧Twitter)・Instagram・Yahoo!知恵袋・主要比較サイト
検索語:「マルナゲ 口コミ」「マルナゲ 評判」「合同会社Ever マルナゲ」等
結果:確認できた範囲では実利用者のレビューは見つかりませんでした

サービス開始から間もないことが、口コミ不足の主な理由と考えられます。

Yahoo!知恵袋では「マルナゲは大丈夫か」という質問が複数投稿されていますが、実際に利用した人の回答はありません。

比較サイトでの評価状況

退職給付金サポートの比較サイトでは、マルナゲの存在自体は掲載されています。

ただし「口コミがない」「情報が少ない」という注記つきで紹介されているケースがほとんどです。

料金の妥当性を判断するには、複数社の公開条件を比較したうえで検討する必要があります。

SNSでの言及状況

Instagram広告でマルナゲを見たという投稿は確認できます。

ただし、実際にサービスを利用した体験談や成果報告は見つかりません。

「怪しい」という声はある一方、具体的な被害報告も確認できない状況です。

2026年1月22日時点の調査では、サービス実態の判断材料がきわめて乏しい状況でした。

口コミが少ないサービスは慎重な判断が必要です。複数の事業者を比較検討してから申し込んでください。

マルナゲの運営会社「合同会社Ever」の実態

マルナゲ運営会社「合同会社Ever」の実態図解。2022年設立、高知県に登記あり、ただし利用者口コミは不足。

マルナゲを運営する合同会社Everは、高知県に本社を置く2022年9月設立の法人です。

国税庁の法人番号公表サイトで登記情報が確認できます。

国税庁法人番号公表サイトにおける合同会社Everの登記情報(高知県高知市)
引用:合同会社Everの情報|国税庁法人番号公表サイト

以下が公開されている会社情報の一覧です。

項目内容
法人名合同会社Ever(エヴァー)
代表者永尾 行一
所在地(登記)〒780-0062 高知県高知市新本町2丁目13-60-305
法人番号6490003001701
設立年月2022年9月
資本金300万円
電話番号0120-334-302(年中無休24時間)
問合せ先公式サイトの問合せフォームまたは上記電話番号

会社規模と事業実態

資本金300万円は、合同会社としては標準的な額です。

2023年11月に事務所を移転した記録があり、旧住所の高知市堺町から現在の新本町へ変更されています。

特商法表記の確認結果

マルナゲ公式サイトに掲載されている特定商取引法に基づく表記
引用:退職給付金サポート・退職代行マルナゲ – 特定商取引法に基づく表記

公式サイトには特定商取引法に基づく表記ページがあり、運営会社名・代表者名・所在地・電話番号など法定項目が記載されています。

ただし公式サイト自体がGoogle Sitesで作成されており、一般的な企業サイトと比べると簡易的な印象です。

法人登記があることと、サービス品質は別問題です。事前の無料相談で対応の質を見極めてください。

マルナゲの料金体系【着手金29,000円+成果報酬15%】

マルナゲの料金シミュレーション図解。受給額100万円なら総額約19万円、200万円なら約36万円の手数料が発生する仕組み。

マルナゲの料金は、着手金29,000円(税込)+成果報酬15%(税抜)の2段階制です。

給付金を受給できた場合のみ、受給額の15%を成果報酬として支払います。

受給額が確定するまで総費用がわからない点が、この料金体系の最大の問題です。

ちなみに・・

以下の退職支援センターでは、一括払い30万円・分割35万円と、料金があらかじめ決まっています。

料金面以外にも、以下のメリットがあります。

退職支援センターを利用する場合、早くて30日後には給付金を受給できます。

下記のボタンからLINE登録をし、受給の対象かどうかチェックしてみてください。

給付金サポートの料金詳細

マルナゲの料金プラン(着手金と成功報酬の料率)
引用:退職給付金サポート・退職代行マルナゲ

具体的な料金体系は以下のとおりです。

項目金額支払時期
着手金29,000円(税込)申込時
成果報酬受給額の15%(税抜)給付金受給後

成果報酬は税抜表記のため、実質16.5%(税込)の負担です。

たとえば100万円の給付金を受給した場合、成果報酬は165,000円。着手金と合わせた総額は194,000円になります。

計算例:受給額200万円の場合

着手金:29,000円
成果報酬:200万円 × 16.5% = 330,000円
総額:359,000円の手数料が発生

給付金額が大きいほど、手数料の総額も膨らむ構造です。

退職代行サービスの料金

マルナゲは退職代行のみの利用にも対応しています。

雇用形態料金(税込)
正社員・契約社員・派遣社員14,000円
アルバイト・パート(社会保険未加入)11,000円

料金は公式サイトの表記に基づいています。

支払い方法と入金期限

着手金の支払方法は銀行振込です。

振込先は申込後に公式から案内されます(口座情報は変更される可能性があるため、案内内容を必ず確認してください)。

申込から14日以内に入金が必要です。入金確認後にサポートが開始されます。

料金だけでなく、サポート範囲や対応の質も含めて複数社を比較してください。

マルナゲを利用する前に知っておくべき注意点

退職給付金サポートの利用判断基準。病気やケガで困っている場合は検討可、ただし健康な状態での虚偽申請は不正受給リスクあり。

マルナゲに限らず、退職給付金サポートを利用する前に給付金制度そのものの仕組みを理解しておく必要があります。

退職給付金サポートとは、傷病手当金雇用保険の基本手当(失業給付)の申請を手助けするサービスです。

「退職給付金」の正体は2つの公的制度

「退職給付金」という制度名は法律上存在しません。

傷病手当金雇用保険の基本手当(失業給付)を指す通称であり、それぞれ受給の前提条件が異なる別の制度です。

原則として同時に受け取るものではありません。手続きや受給のタイミングは、ハローワークや加入している健康保険の案内で確認してください。

2つの制度の概要

傷病手当金
業務外の病気やケガで働けない(労務不能)状態となり、一定の要件を満たす場合に支給される制度です。支給期間は「支給開始日から通算して1年6か月」です。なお、退職後も継続して受け取るには追加要件(退職日までの被保険者期間など)が必要になるため、加入している健康保険の案内を必ず確認してください。
詳細は協会けんぽの傷病手当金ページで確認できます。

全国健康保険協会(協会けんぽ)による傷病手当金の制度説明
引用:病気やケガで会社を休んだとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会

雇用保険の基本手当(失業給付)
「働く意思と能力があるのに就職できない」ことが受給の前提です。所定給付日数は、離職理由(自己都合・会社都合など)・年齢・雇用保険の被保険者期間によって変わります。自分のケースの日数はハローワークの所定給付日数の案内で確認してください。

どちらも公的制度ですが、申請内容や必要書類、要件該当性の確認によって支給・不支給が決まります。

受給要件や不正受給については、以下の厚生労働省公式動画も参考にしてください。

虚偽申請のリスク

健康な状態で病気を装って傷病手当金を申請すると、不正受給にあたります。

発覚すれば全額返還に加え、詐欺罪で刑事告訴される可能性もあります。

Yahoo!知恵袋には「虚偽申請を指示された」という趣旨のベストアンサーがついた質問も存在します。

申請サポート業者の指示に従っても、責任を負うのは申請者本人です。「バレない」という甘い言葉を信じないでください。逮捕・起訴された事例も実際にあります。

利用を検討してよいケース

手続きが複雑で自力での対応がむずかしい場合、専門家のサポートは有効な選択肢になります。

  • 実際に病気やケガで退職を検討している
  • ハローワークや健康保険組合への手続きに不安がある
  • 書類作成や医療機関との連携が負担に感じる

健康状態に問題がなく通常の退職を予定している場合、高額な手数料を払ってまで利用する必要性は低いです。

全額返金保証の条件

マルナゲには全額返金保証があるとされています。

ただし、返金保証の対象範囲・条件は、公式の「特定商取引法に基づく表記」および申込時の契約条件に従います。

契約前に必ず書面で確認すべき項目は、「サービス開始後のキャンセル可否」「返金の対象(退職代行・給付金サポートのどちらか、両方か)」「返金申請に必要な書類」の3点です。

返金保証は細かい条件つきのケースが大半です。口頭の約束だけで契約しないでください。

マルナゲに関するよくある質問

マルナゲについて多く寄せられる疑問を、公開情報をもとに整理しました。

マルナゲは詐欺ですか?

法人情報や特定商取引法に基づく表記は確認できます。

ただし、これらの有無だけでサービスの妥当性や品質まで保証されるわけではありません。

口コミや実績情報がほぼないため、サービス品質の判断はむずかしい状況です。契約条件・サポート範囲・返金条件を必ず書面で確認してください。

給付金は本当にもらえますか?

傷病手当金も雇用保険の基本手当も、要件を満たす場合に支給対象となる公的制度です。

ただし、実際の支給可否は提出書類や事実関係にもとづく審査で決まります。

サポート業者を利用するかどうかに関わらず、申請内容に虚偽があれば給付は受けられません。

健康な状態で病気を装う虚偽申請は不正受給にあたります。発覚すれば返還請求や刑事告訴のリスクがあります。

自分で申請するのと何が違いますか?

退職給付金サポートは、申請書類の作成補助や手続きの流れを教えるサービスです。

実際の申請行為は本人が行う必要があります。

ハローワークや健康保険組合の公式サイトには、詳細な申請マニュアルが無料で公開されています。時間をかけて調べれば、自力でも十分対応可能です。

傷病手当金の申請書の書き方は、以下の社労士解説動画がわかりやすいです。

会社にバレませんか?

傷病手当金の申請には、会社に記入してもらう書類があります。

在職中に病気休暇を取得する場合、会社に知られずに申請するのは困難です。

退職後の申請であれば、会社への連絡は必要最小限で済みます。ただし源泉徴収票や雇用保険被保険者証など、会社から受け取る書類は必要です。

社会保険に1年以上加入していないとダメですか?

傷病手当金を退職後も継続して受け取る場合は、退職日まで継続して1年以上の被保険者期間などの追加要件があります。

在職中の受給や退職後の新規申請では条件が異なるため、加入している健康保険の案内で確認してください。

雇用保険の基本手当は、原則として離職前2年間に被保険者期間が通算12か月以上(例外あり)で受給資格を得られます。

詳細はハローワークの雇用保険ページで確認してください。

マルナゲと他のサービスの違いは?

退職給付金サポート市場には、退職コンシェルジュ・退職のミカタ・社会保険給付金サポートなど複数の事業者が存在します。

比較項目マルナゲ参考
着手金29,000円他社も公式サイトで要確認
成果報酬15%(税抜)他社も公式サイトで要確認
口コミ数ほぼなし各社の評判を検索
事業実績不明各社の公式情報で確認

料金や実績の比較は、各社の公式サイトで最新情報を確認したうえで判断してください。

複数社を比較して、無料相談での対応を見てから決めるのがベストです。

まとめ:マルナゲは情報不足のため慎重な判断が必要

マルナゲ契約前の最終チェックリスト。受給要件、手数料、返金保証、他社比較の4点を強調。

マルナゲは法人登記が確認できる事業者ですが、サービス開始から間もなく実績情報が不足しています。

利用を検討する場合、以下の4点を確認してから判断してください。

  • 自分の健康状態が傷病手当金の受給要件を満たすか
  • ハローワークや健康保険組合への手続きに不安があるか
  • 29,000円+成果報酬15%の手数料に見合う価値があるか
  • 自分で申請する方法を調べる時間的余裕がないか

実際に病気やケガで退職せざるを得ない状況であれば、専門家のサポートは有効です。

一方で健康な状態での虚偽申請は、不正受給として重い責任を問われるリスクがあります。

無料相談を活用する

マルナゲはLINEで無料相談を受け付けています。

料金を支払う前に、自分のケースで給付金が受給できるか確認してみてください。

複数の退職給付金サポート業者に相談し、料金や対応を比較するのが鉄則です。口コミが多く実績のある事業者も選択肢に含めてください。

公的機関の無料窓口も活用する

傷病手当金については加入している健康保険組合の窓口、雇用保険の基本手当はハローワークが詳しく案内してくれます。

社会保険労務士への相談も選択肢のひとつです。報酬基準が明確で、トラブル時の責任の所在もはっきりしています。

公的機関の相談窓口

全国健康保険協会(協会けんぽ)
傷病手当金の申請方法や受給要件を詳しく説明しています。協会けんぽの傷病手当金ページで確認できます。

ハローワークインターネットサービス
雇用保険の基本手当について、受給資格や申請手続きを解説しています。ハローワークの雇用保険ページで確認できます。

退職給付金サポートの利用は、これらの公的情報を確認してから判断しても遅くありません。

契約前の最終チェック:返金保証の詳細条件・サポート範囲・連絡手段を必ず書面で確認してください。口頭の約束だけではトラブルの原因になります。

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この記事を書いた人

元厚生労働省(職業安定局)出身メンバーと労働・解雇分野の弁護士が在籍する編集部です。雇用保険法・労働基準法の一次情報をもとに、社会保険労務士・司法書士・キャリアカウンセラーと連携しながら記事を制作しています。給付制限・受給資格・申請手続きに関する情報は、専門家の確認を経てから公開しています。

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